文部科学大臣に頼っていいのだろうか。
こんにちは、しんです。
文部科学大臣が新しい人になるそうです。
モリカケ問題で名前が挙がった人らしく、前評判は最悪。
さらに、最近の言動にも大きな疑問符が生まれています。
早速批判されていますが、文部科学大臣を批判したところで何になるんだろう…と思ってしまいます。
その辺について思うことを書きます。
新しい文部科学大臣への批判
まずは、こちらをご覧ください。
9月24日の文部科学大臣記者会見の映像と会見内容のテキストです。
萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和元年9月24日):文部科学省
いくつか違和感のある部分を並べます。
「元々の教員のプライドでもある給特法を見直して、一般公務員と同じようにするとしてしまったらインセンティブがなくなってしまうと思います」
「チーム学校」という概念の中で、そこに携わる人たちが、自分の本業はもちろん頑張ってもらうけれども、空き時間では違うこともやってもらうようにして、うまく働き方を変えていけばですね、先生たちの負担は減ることができると思います」
「やる気のある先生がクラブの顧問を日が暮れるまで一生懸命やっていたら迷惑だ、みたいな学校にはしたくないと思っていまして、やれる人には是非、走ってもらう」
給特法が教員のプライドってなに?って感じですよね…。
現場のことを何にもわかってないのを自ら露呈してしまっている。
「チーム学校」に関しても前から言われていますが、その前に教員の仕事そのものを減らす努力はしないのか。
教員以外の人の負担が増えてしまっては意味がないです。
最後のは論外。
部活動が多忙化の大きな要因だとわかってこんなことを言っているのかが謎。
…みたいな感じでまあ散々な言われようです。
(上のは僕の意見)
政治は変えられるか
これは相当スケールの大きな話になってしまうのですが、今の日本の政治はかなりヤバい。と個人的には思っています。
政治っていうのはすごく難しくてたかだか大学生の僕に文句言われるのは嫌かもしれませんが、たかが大学生が文句言うくらいには酷いんじゃないかなと思います。
国民の意見が全く反映されない。
というか、大多数の国民を犠牲にして誰かが甘い蜜を吸っているような、そんな違和感を感じます。
前回の選挙ではかなり反安倍の流れがあったと思います。
僕は政治学については素人なのでこれ以上深くはツッコミませんが、選挙の結果大きく何かが変わった感覚はありません。
このように、政治を変えるというのはとても大変なことです。
同じように、文部科学大臣がポンコツだからといって、僕たちに直接できることはあまりない。
本気を出せばあるんだろうけど、みんな毎日仕事があるし、そもそも変えられるほどの実力を持った人は滅多にいない。
というわけで、僕の結論としては、「大臣に頼らず自分たちでなんとかしていくしかない」ということになります。
残念ながら逃げの一手ですけど、ほかに良い手が思い浮かびません。
大臣を責めてもしょうがない?
文部科学大臣っていうのは指名されてなるものだけど、果たしてふさわしいのかっていうのは微妙なところですよね。
文部から科学まで精通していて完璧に答弁できる人なんてのは滅多にいないです。
そういう意味で、そもそも文部科学大臣の記者会見に意味があるのかは疑問です。
いろんな官僚や専門家が話し合って最後に決定を下すのが大臣なら、一番話を聞きたいのは専門家です。
それで専門家の言うことに大臣が従わないなら大臣を責めたくもなります。
でも、ぶっちゃけ時間の無駄なんじゃないかな?と思います。
これは署名を集めたりすることが無駄とかじゃなくて、むしろ真逆なんですけど、そういった活動を引っ張っていく人に賛同するのは不可欠です。
しかし意見のある人全員が国会に乗り込んでぎゃーぎゃー騒いでも邪魔になるし、そんな知識も持ち合わせていない人がほとんどでしょう。
なので、パンピーはインターネット等を通して情報を発信していくことで世論を改革に傾けることに注力するほうが効率がいい。
この理論で言うと、大臣を責めることには意味はありますね。
世論を動かすという意味で。
最初は意味がないと思って書き始めたので新たな気づきがありました。笑
ただ大事なことは、大臣の一挙手一投足をしつこく監視するのではなく、その背後にある情報に注意することです。
結論
僕自身ちょっと不本意ではありますが、大臣を責めることには意味があると思います。
これは悪口言っていいってことじゃなくて、冷静に分析して意見するってことです。
暴言を吐いたりクソリプ送っていいってことではありません。
しかし、反対に大臣に頼ることには意味がない。
大臣なんてのはただの飾りで、ネフェルピトーが操っていたあの髭面のオッサン(名前は忘れた)みたいなものだと思っておくぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。
以上です、ありがとうございました!