根拠のある教育を!

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〜教育について考えるブログ〜

ジェンダー教育+α が日本には必要【Twitterでのジェンダー議論について】

 

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こんにちは、しんです。

 

ジェンダー教育というか、性的平等のバランス感覚ってどう形成されるんだろうって思ったので書いて整理してみようと思いました。

 

 

日本はジェンダー後進国

 

日本はジェンダーギャップ指数世界110位の国です。

経済力から見るとありえないくらい下です。

それだけで僕はこの国に住んでいることが恥ずかしいし、どうにかなって欲しいと思う。

 

しかし、ジェンダーギャップというのを改善するには、とにかく教育が大切です。

学校という半強制的に学ばされる場をすり抜けてしまうと、その後、男性は既得権益にあぐらをかいてジェンダーについて学ぼうとせず、女性は幼少期からの性的役割の押し付けに疲れて世間に訴えることを諦めてしまう。

 

そうなると状況は変わらず、たとえどれだけの男性がまともにジェンダーについて知ろうとし、どれだけの女性がめげずに意見を発信しようとも、世の中の巨大な流れは止まりません。

 

女性へのハイヒール強制に対する反対運動がどのように行われていたか、また宇崎ちゃんポスターの何がいけなかったのか。

あなたは知っていますか?

 

確かに発信することは必要不可欠で世の中をある程度変えるけれど、どれだけTwitterで騒いだって日本にとっては残念ながらちっぽけ。

 

なので、いかに子どもの頃、学校でそれを学ばされるかが大切だと思います。

算数や理科も確かに大切ですが、そうやってペーパー上の成果を求めすぎた結果、国民の心は貧しいままです。

人として生きていく上で一番大切なものを教わる環境が与えられる国になってほしい。

 

ツイフェミとミソジニスト

 

Twitterを一つの国としてみてみます。

 

大海の果てが大きな滝であると思い込んでいた頃、人々は互いに干渉せず、穏やかに暮らしていました。

 

しかしインターネットという海が存在し、その先に別の国があることを知った時、人々は争いを始めました。

 

(ここまでは例え)

 

あえて蔑称というか、お互いが使っている敵の呼び名を書きますが、Twitterにはツイフェミとミソジニストがいます。

 

もちろんまともなフェミニストやただの男性もいますが、主に争いの火種になっているのはこの辺。

 

まともなフェミニストの発言にミソジニストが意味のわからない絡みをする場合、そして関連ツイートに対して頭の悪いツイフェミが噛みつく場合。

 

ものすごく口を悪くして書きましたが、これは最悪の場合の2パターンです。

ここにまともな男性女性が複雑に混ざり合った結果、収拾のつかないことになります。

 

否定したい人もいるかもしれませんが、きっと誰しも心当たりはありますよね?

明らかに自分のツイートの真意を理解してないようなリプライが来たり、ただの誹謗中傷をされたり。

 

それを放置することは世のためにならないと思って反論や説明をしますが、大体意味はありません。

決して理解されなかったり、メッセージの端々をつままれ第三者から攻撃を受けたり。

 

そういう人たちをブロックして無視すれば鎮火するんだろうけれど、人間社会とはそううまくできてない。

悪人に影響されたさらなる悪人や偽善者が生まれる限り、争いは深まるばかりです。

 

日本は広いので、自分の周りには自分が生きてきた世界とは全く別のルートを通って大人になった人しかいないと言っても過言じゃありません。

Twitterではさらにそれが顕著に出ます。

 

読解力皆無な人なんてザラだし、彼らがそうなのかどうかが一目でわからないところもタチが悪い。

 

なので、期待しないことをお勧めします。

 

問題の根本はどこ?

 

事象には原因があります。

 

では、日本のジェンダー不平等の原因、根本はなんなのでしょう。

僕もわからないので一緒に考えてほしい。

 

中心に〈ジェンダー不平等〉と書いてそこから考えられる問題や原因を周囲に紐付けて書いて、さらにその先にまた考えられる問題・原因を書いて…というのを繰り返す手法(呼び名を忘れた)を使って問題を細分化するとどうなるか。

 

僕の場合は、

  1. 大人がわかってないから(世代間連鎖)
  2. 身体機能的な問題
  3. 男性がモテないから
  4. 男性メインのマーケティング問題

等が出てきました。

 

僕はコテコテの男で、しかも女心全然わからないので的外れなこと書いてる可能性が大ですが、なにかあったら教えてください🙏

 

1については最初にも書きましたが、そういう悪しき流れを断ち切らなければいけない、という問題提起。

 

2は生物の種の保存という観点で見ると、とても動物的で受け入れ難いですが可能性としてはゼロじゃないです。でも論外です。

 

3は個人的に真理だと思っていて、モテない男性ほど逆恨みで女性を嫌う傾向があるんじゃないかなぁと思います。(逆もまた然りですが)

2015年の「出生動向基本調査」によると、18〜39歳までの男性の性交渉経験を持たない割合は25.9%です。

また各年代の同割合は、全て女性の数値を5〜10%上回っています。

とはいえ、イケメンプレイボーイであっても中身はクズという例はたくさん見てきたので、あくまでTwitter上での話です。

引きこもりや非正規雇用の増加、税負担による可処分所得の低下とかも絡んでくる話ではあるので、全部想像でしかありませんが…。

 

4が最近一番話題に上がる部分で、「表現の商材化」からの流れなんじゃないかと思います。

表現とは本来自由であるべきで、自らのアトリエでのみそれを楽しんでいた頃は問題はなかったのだけれど、今はそれを商品あるいは広告として大量生産して世に出している。

誤った価値観によって生まれた潜在的女性軽視の表現が公共の場に出ることで、傷つく人がいたり性差別の再生産に繋がります。

個人として楽しむことがふさわしいかは別として、人の目につくところに出すものとしてはTPOを守りましょうねってことに落ち着くんじゃないでしょうか。

 

ジェンダー教育+α

 

以上を踏まえた上で、今の日本に必要なことは

の二つだと考えます。

 

すごく当たり前なことなんですけどね…。

 

僕はジェンダーとかまともに考え始めたのは大学入ってからで、それまでは「男が女を守るんだ!」っていう小6の担任の先生の教えが全てでした。

中学に入っても大した性教育は受けさせてもらえず、女の子がどうしてプールを休むのかも知りませんでした。(これは知らなくてよかったのかもだけど)

 

ジェンダー教育は感情論だし、性教育は触らぬ神に祟りなし。

 

異性との接し方も分からず草食系どころか光合成男子になっていたのはきっと僕のせいですが、痴漢被害者が責め立てられる風潮や望まない妊娠による乳児の死体遺棄などには、教育が本来果たすべき役目を全うしなかった責任があるのではないでしょうか。

 

そしてただ教育をするだけでなく、それを後世に残さないように活動すること。

自分から何かを発信したり主張したりすることも大切だし、マスコミ等の対応も重要。

 

そういった性教育+α をこれからの日本はやっていかなければいけないのだと思います。

 

 

長くなりましたが、以上です。

何人が読むかはわかりませんが、自分の考えは整理できました。

もし間違ったことを書いてたら助けると思って連絡ください。

ありがとうございました!