根拠のある教育を!

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〜教育について考えるブログ〜

【読書感想文#3】『1518!』【"余裕"と"優しさ“】

こんにちは、しんです。

 

実は【読書感想文#2】がまだ書き終わってないんですが、最近忙しくてああいう難しい本のレビューを書く余裕がありません、、笑

 

なので、今回はコミックレビューです!

 

と言っても、内容には軽くしか触れません。

「漫画から得る教訓」をメインに書いていきます!

 

 

1518!

今回紹介する漫画は、『1518!』(相田裕小学館)です!

 

ひょんなことから高校入学とともに生徒会の手伝いをはじめた主人公の丸山幸(さち)が、同じく生徒会の手伝いとして連れてこられた元天才球児、烏谷公志朗と出会い、ともに成長していくストーリーです。

 

僕の大好きな青春群像劇。笑

 

烏谷くんは中学時代は天才球児として名を馳せていましたが、高校に入学した頃にはすでに肘の怪我で選手生命を絶たれていました。

 

夢を捨てきれず、強豪野球部がある高校に進学しましたが、色々あってついに野球を諦めます。(詳しくは漫画で!)

 

この時点でもう感動モノなんですが、その後、生徒会の一員として活躍する2人の話がまたいいんです!(詳しくは漫画で!笑)

 

 

 

教訓「"余裕"と"優しさ"」

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このコマをご覧ください。

ある日の丸山ちゃんとおじいちゃんの会話シーンです。

 

丸山ちゃんはいい子なので、烏谷くんがお小遣いを我慢しているのを知って、自分も我慢すると言い出します。

 

この気持ち僕もすごくわかります。

僕は高校大学と私立に通わせてもらっているし、サッカーにもお金をかけてもらった。

それだけでは飽き足らず、これから大学院にも行かせてもらおうとしている。

 

いったい今までいくらかかったんでしょうか、、

 

そんなこんなで、親からのお小遣いを「こんなにいらないよ」と返したりしていました。

 

周りにはお小遣いをもらわずにアルバイトだけでお金を稼いでいる人もいるのに、自分だけ親のお世話になるなんて…。

 

と、その時は思っていました

 

でも、次のページを見て、考えが180°変わりました。

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どうですか?

 

心にグサッときた方、多いのではないでしょうか。

 

「余裕のある人間は優しくできる」

「周りに優しさを分けてやればいい」

 

今までこんなこと、考えたこともありませんでした。

 

家が貧乏だったり、なにか悩みを抱えていたり。

世の中には自分のことで精一杯にならざるを得ない人がたくさんいます。

 

そんな人たちに、自分が優しさを分けてあげる。

幸せにしてあげる。

 

「〜してあげる」っていう言い回しはちょっと傲慢な気もします。

 

でも、この漫画を読んで、自分が他人を幸せにしていいんだ。社会に貢献していいんだ。っていう免罪符のようなものを受け取ったように感じました。

 

「傲慢」も使いようです。

 

もちろん意図せずに他人を傷つけてしまう可能性だってあるけれど、それを自分の行動力のエンジンにできたなら、なにかを成し遂げるための力になるのではないでしょうか。

 

おわりに

僕は運が良かった。

 

たまたま割と裕福な家庭に生まれたし、教育熱心な親のもとで育った。

 

友人たちにも恵まれ、サッカーを通して人間的成長もできた。

 

未だ至らないところは数多くあるけれど、僕には"余裕"がある。

 

 

次は誰かに"優しさ"を分けてあげる番なんじゃないかなと思っています。

 

そういう気持ちで、大学院進学を目指して、日本教育の改善を目指していきたいと思います。

 

ご拝読、ありがとうございました!